本田 引退示唆!?「挑戦したいことがたくさんある」
2018年04月30日 05:30
サッカー
「私は31歳で、W杯期間中に32歳になる。私は大きな野望を持った人間で、サッカーだけでなく、挑戦したいことがたくさんある。この挑戦(W杯)の後にたくさんのことをしたい。だからパチューカと契約した時、1年契約と決めていた」
本田はサッカー選手、経営者として二足のわらじを履く。自身の事務所がオーストリア、カンボジア、ウガンダ、米国という4カ国のプロクラブ経営に参画。貧困や教育など世界規模の問題に対しての危機意識を持ち、パチューカでは世界平和のピースの意味を込めて背番号02をつけた。プロサッカー選手として円熟期の三十路を超えたことを考えれば、現役引退を意識した発言とも受け取れる。
本田はかつて「いずれは(代表を)外れ、サッカーもやめる。何てことない自然の摂理」と言った。「集大成」として3大会連続の出場を目指すW杯ロシア大会がサッカーキャリアの終着点となるか。その続きがあるのか。日本代表では06年ドイツ大会の1次リーグ敗退決定直後に中田英寿が現役引退した過去もあるだけに、去就にはさらに注目が集まる。