“伝令役”長谷部 監督の決断に感嘆「本当に勝負に徹した」

2018年06月30日 05:30

サッカー

“伝令役”長谷部 監督の決断に感嘆「本当に勝負に徹した」
<日本・ポーランド>後半、交代出場する前に西野監督(右)から指示を受ける長谷部(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【W杯1次リーグH組   日本0―1ポーランド ( 2018年6月28日    ボルゴグラード )】 “伝令役”として奇策を成立させた主将のMF長谷部は「勝負の運を引き寄せている監督かな、というのは今ここまでやっていて感じていますけどね」と、西野監督の決断について感嘆とも取れる感想を漏らした。
 自身の途中出場が攻撃ストップの合図となった。ピッチの中には攻め続けたいと考える選手もいたが「ああいう状況は曖昧にするのが一番良くなかった」と「このままでいく」、「イエローカードに気をつけろ」の2点を伝言した。

 「この世界は結果。もちろんさまざまな議論はあると思うが、しっかりと自分たちが勝ち取った結果として受け止めたい」と潔く言い、「リスクが間違いなくあったことは、選手みんなも終わって感じていた部分ではあるけど、本当に勝負に徹した」と振り返った。

 ベンチにいた選手も決断を支持した。原口が「西野さん“持っている”ので。相当勝負師だなとは思う」と言えば、乾は自身のインスタグラムで「みんなが悔しさもあった中での決断でした」と率直に打ち明けた上で「とにかく突破できたのを喜んでもらえたらうれしいです」と強調した。

 結果的に切符を手にした西野監督の勝負師としての在り方を、選手らは好意的に受け止めていた。

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