森保監督、異例の謝罪行脚!律儀、実直な“ポイチ流”で信頼築く
2018年09月13日 05:30
サッカー
アジア大会準決勝のUAE戦で負傷した前田は、右足首じん帯損傷で全治5〜6週間と診断された。日本代表の紅白戦で右足薬指を痛めた杉本は骨折の疑いがある。Jリーグはシーズン真っ最中。12〜17年に広島を率いた森保監督は、主力離脱の痛手を身をもって知るだけに「選手を貸していただいて我々の活動ができる中で、クラブが大切な時期に戦力を失うことになってしまった」と神妙な面持ちで語った。
A代表監督による異例の謝罪行脚。08年北京五輪代表監督を務めたJ2松本の反町監督は「代表でケガをするのは仕方ない」と理解を示し、C大阪関係者は「気にかけてくれてありがたい」と逆に感謝した。スポンサーに配慮し、森保監督は今回のコスタリカ戦について語る際に必ず「キリンチャレンジ杯」の冠名を付けて話すなど、律義で実直な人柄が魅力。代表強化にはクラブと良好な関係を築くことが不可欠だが、ポイチ監督なら心配なさそうだ。