【フランス1部 マルセイユ3―2ストラスブール ( 2018年9月26日 )】
左サイドバックで途中出場したマルセイユDF酒井が、劇的な決勝弾をアシストした。後半12分からピッチに立つと、2―2で突入した後半アディショナルタイムに見せ場が来た。左サイドからスローインを入れると、一気に加速。最終ラインの裏のスペースでパスを受け、左足の絶妙な折り返しでゴールをお膳立てした。
連戦のためベンチスタートだったが、味方の左サイドバックが退場したため、緊急出場。後半44分に追いつかれて引き分けムードが漂う中、チームの連敗を2で止める白星を引き寄せ「クロスを上げたあとは(相手に)倒されたんで、何も見てない。歓声で入ったんだなと分かった」と笑った。
W杯ロシア大会で主力として活躍。疲労を考慮され、9月の日本代表合宿は招集を免除されたが、10月のパナマ、ウルグアイとの親善試合には選出される可能性が高い。森保ジャパン初合流に弾みをつけるアシストとなった。ストラスブールのGK川島はベンチ外だった。