磐田、湘南撃破で暫定13位浮上 残留争い直接対決を制した
2018年10月31日 05:30
サッカー
アウトスイングのカーブのかかったボールは左ポストに当たり、ゴールへ。「残留争いに挑む覚悟はできている」と意気込むエースは3試合ぶりの得点。J1では自身初となる2年連続2桁に乗せた。
名波浩監督(45)が「取った方が優位に立つ」と話していた先制点を最後まで守り抜いた。
勝ち点3は8月19日のホーム柏戦以来。故障でMF中村俊輔(40)を6試合ぶりに欠く中、2戦連続で相手を無失点に抑えた。
今季ルヴァン杯王者を下し、サポーターに約2カ月半ぶりの勝利をプレゼント。自動降格圏の17位柏との勝ち点差を4に広げた。リーグは残り4試合で、来月3日の次節は本拠で2位の広島戦。その後は4位FC東京、3位札幌、そして首位の川崎Fと上位との対戦が続く。
「今日(30日)の試合はみんなの勝ちたい気持ちがプレーに表れていた。今後もサポーターも含めて力を合わせていきたい」と川又。長いトンネルを抜けたサックスブルーが一気に残留へ突っ走る。