川崎F 連覇へ“援軍”5000人サポ&小林合流で総力戦だ!

2018年11月10日 05:30

サッカー

川崎F 連覇へ“援軍”5000人サポ&小林合流で総力戦だ!
連覇へ1トップ任せろ!シュート練習に力が入る川崎Fの阿部(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 J1リーグは10日に各地で8試合が行われ、川崎Fは敵地でC大阪と対戦する。勝てば無条件で史上6度目(5クラブ目)の連覇が決まる一戦。左眼窩(がんか)底骨折で欠場するエースFW小林悠(31)は当日に現地入りし、自身の代役で1トップに入るMF阿部浩之(29)らチームメートをスタンドから後押しすることを決めた。C大阪戦は昨年のルヴァン杯決勝を含め3連敗中。天敵を撃破して真の王者を証明する。
 決戦を翌日に控えた前日練習。小雨が振る中、選手はリラックスした表情でセットプレーの確認など約1時間、汗を流した。相手は昨季のルヴァン杯決勝、さらに今季のゼロックス杯、リーグ戦で敗れているC大阪。それだけに先月の左太腿裏負傷後初の先発復帰となるDF車屋は「負け続けるわけにはいかない。優勝を決めるにふさわしい相手」と意気込んだ。

 この試合には約5000人のサポーターが集結。さらに強力な“援軍”も加わることになった。連覇に王手をかけた3日の柏戦で左眼窩底骨折をした主将のエースFW小林が、当日入りながら決戦地に駆けつけることを決めた。この日もクラブハウスで軽く汗を流した小林は、遠征出発前に中村らチームメートに「応援しています」などと激励の言葉を贈った。「やってくれると思います」。当日はスタンドからチームメートを後押しする。

 小林が普段務める1トップには、左MFの阿部が入ることが濃厚。自己最多の10得点を挙げた昨季も1トップで起用されており、阿部は「悠くんの分までできればと思います」と力を込めた。豊富な運動量で今季も不可欠な存在として活躍。優勝を決めた昨年の12月2日の大宮戦でも先制弾を決めており今回も再現に期待がかかる。

 昨年は他力で迎えた最終節で奇跡の逆転V。今年は自力で連覇を決められる状況に持ち込んだ。天敵を撃破して今年こそは優勝直後に本物のシャーレを空高く掲げる。

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