J2降格が決まった長崎は19日、高木琢也監督(51)が契約満了に伴い今季限りで退任すると発表した。
現役時代は日本代表として「アジアの大砲」と呼ばれた高木監督は2013年、J2に昇格した長崎の監督に就任。1年目は6位、15年も6位でJ1昇格プレーオフ進出を果たしたが、ともに準決勝で敗れた。就任5年目の17年にはリーグ戦で2位となり、悲願のJ1初昇格。J1で1年目の今季は開幕6戦未勝利と苦しいスタートを切ると、一時は9位に浮上したが再び低迷。今月10日のホーム横浜戦に敗れてJ1残留圏の15位以内が消滅し、17日には1年でのJ2降格が決まった。リーグ戦32試合を終えて8勝5分け19敗の勝ち点29で最下位。
クラブは公式ホームページで、「高木琢也監督のこれまでの功績、功労に心より感謝申し上げます」としている。