“運命の人”本田がサプライズメッセ「会いにきてください」にMVP家長「行きたいと思います」

2018年12月18日 20:53

サッカー

“運命の人”本田がサプライズメッセ「会いにきてください」にMVP家長「行きたいと思います」
<Jリーグアウォーズ>MVPに選ばれ笑顔の川崎F・家長(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 Jリーグの年間表彰式「Jリーグアウォーズ」が18日、横浜アリーナで行われ、今季最も活躍した選手に贈られる最優秀選手賞(MVP)にはJ1リーグで2連覇を達成した川崎FからMF家長昭博(32)が選ばれた。
 家長のMVP受賞は初。川崎Fからは2016年のMF中村憲剛、昨年のFW小林悠に続いて3年連続のMVP受賞で、同一クラブから3年連続MVPは史上初の快挙となった。家長には正賞としてブック型楯と賞金200万円、副賞として明治安田生命からMVPトロフィー、DAZNから高級車「レンジローバーヴェラール」が贈られた。

 スピーチに立った家長は「こういう場でしゃべったことがないので手短にいきたいと思います」と照れながらも「このような名誉ある賞を6得点7アシストというちょっと平々凡々な記録でもらうのはちょっと心苦しいんですけど、本当にありがとうございます」と謙そんしつつ感謝。「日ごろこういうところで感謝の気持ちを言えないので川崎の皆に感謝の気持ちを伝えたいと思います」と鬼木監督はじめチームスタッフやチームメート、家族に感謝の言葉を捧げた。

 MVPトロフィーを会場の掛け声とともに頭上に高々と掲げ、スピーチを終えた家長。直後には、G大阪ジュニアユース時代の同期生で、1986年6月13日生まれと生年月日もまったく同じなMF本田圭佑(32=メルボルン・ビクトリー)からVTRでサプライズメッセージが届くと笑顔を見せた。

 本田は「事務所から家長選手がMVPに選ばれる可能性があるからメッセージくれって言われて、もしアキ(家長の愛称)が選ばれなかったら、このメッセージどこいくんかなって思いながらしゃべってます。でも、これが映ってるっていうことは選ばれているということなので改めておめでとうございます」と切り出すと、「ぜんっぜん連絡してこないので、たまには連絡ください。サッカーに集中して家族のために頑張っているのは分かりますけど、たまには古い友人にも連絡を寄越して会いに来てください。また昔話でもしましょう」とメッセージ。

 聞き終えた家長は「僕よりもしゃべってましたね」と笑顔で軽いジャブを繰り出した後、本田の「会いに来てください」というメッセージに「本当に行きたいと思います」とキッパリ。「中学校1年生から3年間いつも一緒にいて。たまたま生年月日も一緒で。本当に運命を感じる選手です」と話し、うれしそうだった。

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