鹿島DF昌子、仏1部トゥールーズ移籍が基本合意 背中押した小笠原の言葉「行きたいなら迷わず行け!!」
2018年12月29日 10:08
サッカー
昌子は米子北高から11年に鹿島に入団。カバリング能力やボール奪取力を武器に頭角を現し、16年のJ1年間優勝などに貢献した。今夏のW杯ロシア大会では国内唯一の主力組として3試合に出場し、日本の16強入りに貢献。夏の移籍期間にはトゥールーズを含むクラブから獲得を打診されていた。アジア初制覇を目指すために残留。念願のタイトルを手に、満を持して移籍する。
「移籍については、色々な方に相談しました。内田選手、遠藤選手には背中を押してもらい、その中でも小笠原キャプテンに相談をした時、“お前が活躍して勝ち取ったオファーだろ!誰になんて言われようと、行きたいなら迷わず行け!!”と言われ、この言葉で勝負しようと決めました。いつか、小笠原キャプテンのように逞しくなるために。鹿島アントラーズに関わるすべての皆さん、これからもどこにいてもファミリーだと思ってます!本当にありがとうございました!」ともコメントした。
27日に現役引退を発表したMF小笠原満男主将の不出場時はキャプテンマークを巻くなど活躍してきたDFリーダー。鈴木満強化部長は「(フランスは)5大リーグだし、頑張ってほしい。源は高さがない分、スピードとドリブルに対する強さに秀でている。そういう武器をいかんなく発揮して向こうでも活躍してほしい」とエールを送る。4年後の22年カタールW杯へ。期待のセンターバックが、ついに海を渡る。
おすすめテーマ
2018年12月29日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
“ピッチ上の監督”だった小笠原、誰もが憧れるその存在
-
磐田、川崎FからMF森谷獲得 チーム巻き返しの原動力期待
-
松本、川崎Fエドゥアルド獲り U21ブラジル代表経験あり
-
堂安、アジア杯日本人最年少弾だ 新BIG3一角「不安ない」
-
長友を突き動かす強烈な危機感、若手に安心感与える選手になる
-
大迫、合流予定も別メニュー調整 グラウンドにも姿を見せず
-
酒井、初のアジア杯へモチベーション「いい思い出にできれば」
-
代表23選手背番号発表 中島10番継続、11番には新鋭北川
-
アジア杯出場チーム登録メンバー発表 ミレニアム生まれは2人
-
小笠原、貫いた鹿島愛で引退迷いなし 黄金世代同期は「財産」
-
小笠原に聞く、チームの柱は「曽ケ端がいるんで大丈夫です」
-
小笠原、今後のポスト未定も「学んでみたい」海外視察に意欲的
-
曽ヶ端、寂しさも同期の次のステップ尊重「本人の考えがある」
-
神戸入りの蛍、楽天グループ納会出席「新しい気持ちでプレー」
-
川崎F、ブラジル人DF2選手獲得 複数タイトルへ着々と補強
-
麻也、3戦連続先発 敗戦にも充実感にじませ「後半戦が勝負」
-
森岡、2戦ぶり先発で伸び伸びプレー チームも年内最終戦勝利