J2金沢「ゲンゾー」が引退回避…マスコット総選挙でギリギリ条件クリア

2019年02月12日 18:48

サッカー

J2金沢「ゲンゾー」が引退回避…マスコット総選挙でギリギリ条件クリア
J2金沢のクラブマスコット「ゲンゾー」 Photo By スポニチ
 Jリーグの人気NO・1マスコットを決める第7回総選挙の最終投票結果の10〜21位が12日に発表され、進退を懸けて臨んでいたJ2金沢のクラブマスコット「ゲンゾー」は17位にランクイン。クラブ側から「17位を下回ったらクラブマスコット引退」の条件を課されていたが、何とかクリアし、引退を回避することが決まった。
 今年1月の出馬の際、同クラブの西川圭史ゼネラルマネジャー(GM)は「昨年のゲンゾイヤーの順位『17位』を下回った場合、ゲンゾーは幣クラブと契約を更新しないこととし、ツエーゲン金沢の公式マスコットを引退することとなりました」とゲンゾーの契約更新に厳しい条件を課すことを発表。「この厳しい条件を設けることは非常に心苦しくとても悩みましたが、ここ最近の彼の言動を見ていると私の中でも思うところがあり、心を鬼にしてこの決断に至りました」と背景を説明し、「今一度、気持ちを引き締め17位以上を目指して頑張っていただきたいと思います」とエールを送っていた。

 その後、クラブの公式ツイッターではゲンゾーの画像や動画をアップして投票を呼びかけ。動画には選手も登場し、「1日1ポチっとお願いします」などと“選挙活動”を行っていた。1月28日の中間発表では「21位」と引退危機に陥っていたが、選挙戦終盤に票を集めて17位に浮上した。

 この結果を受けて、クラブは公式ツイッターを更新。「うわぁぁぁーーー!やったーーーーー!!ゲンゾー頑張ったね 自己記録を大幅に更新」と喜び、「投票してくださった皆さま、本当に本っ当にありがとうございました」と応援に感謝。ハッシュタグで「#17位 #本当に良かった #引退免れました #Jリーグの発表ページ開く手震えた」と付け加え、心境を明かしている。

 ゲンゾーは石川県の県鳥イヌワシをモチーフに、2011年に誕生。ほかのマスコットに、ゲンゾーに恋する女の子「ナンシー」、邪悪の化身「ヤサガラス」、ゲンゾーが特撮ヒーロー風に変身した「ゲンゾイヤー」がいる。

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