横浜のDF広瀬が「一番出たかった」という5日の浦和戦で“古巣”に成長した姿を示す。父・治さんは現役時代に浦和でプレーしFKの名手として知られた選手。広瀬も中学から浦和の下部組織に所属し、MF関根(現シントトロイデン)らと汗を流した。
トップチーム昇格は果たせなかったものの、J2の水戸、徳島を経て今季から横浜に加入。初のJ1挑戦ながら浦和へ移籍したDF山中に代わって左サイドバックの定位置をつかみ、ここまでリーグ全試合に出場している。「ユース時代から数えると今年で6年。初めて埼玉スタジアムでプレーできる。成長した姿を見せたい」。お世話になった古巣に恩返しとなる活躍を誓った。