カズ 26年前の後悔を語る「今だったら絶対に言わない」
2019年04月07日 21:44
サッカー
中学、高校、大学と10年に渡るサッカー経験があり、Jリーグでボールボーイのアルバイトをしたこともあるという俳優の向井理(37)が紹介したのは、日本悲願のワールドカップ(W杯)初出場を目前で逃した平成5年(1993年)の“ドーハの悲劇”だった。
1993年10月28日にカタールの首都ドーハで行われたW杯アジア最終予選・日本―イラク戦。カズのゴールで先制した日本は2―1で迎えた後半ロスタイムに同点ゴールを決められ、あと一歩のところからまさかの予選敗退が決定した。「ゴンさんがすごい叫びながら崩れていく瞬間っていうのは一生忘れられない。それだけ自分としてもショックだった」。向井は、ベンチから崩れ落ちていくFW中山雅史(51=J3沼津)の姿をそう回想した。
これを受け、VTR出演したカズは「後悔っていう言葉を使いたくないんですけど」と前置きした上で「『これでW杯行けるんじゃないか』って言ってた気がする」とハーフタイムを告白。カズがゴールを決めた試合はそれまで1次予選から全勝で「自分が点を入れて負けるっていうのはほとんどなかった」とし、「『これでW杯行けるんじゃないか』って言ってた気がするんです。あの時からもう後半に向かう中でみんなおかしかったんじゃないかって。今だったら絶対に言わないことです、ハーフタイムに。2―0で勝ってても3―0で勝ってても。そこでオフトが『シャラップ!』って言ってるんですよ、みんなに。『ちょっと静かにしろ』って」と当時日本代表を率いていたハンス・オフト監督の名前も出して後悔を語った。
また、スタジオ出演した中山は試合中にスタンドから空き缶の投げ入れがあって試合が中断したことによりロスタイムが長くなった可能性があるとし「あれがなかったら、もしかしたら…っていうのもあるんですよ」と告白。それ以来「缶ジュースを飲んでもちゃんとごみ箱に捨てます」と話していた。
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