なでしこジャパン新監督は外国人を中心に選定中 年内に決定へ 26日韓国戦は佐々木則夫氏が代行監督 

2024年10月04日 17:45

サッカー

なでしこジャパン新監督は外国人を中心に選定中 年内に決定へ 26日韓国戦は佐々木則夫氏が代行監督 
佐々木則夫女子委員長 Photo By スポニチ
 日本サッカー協会は4日、今月26日に韓国との親善試合(国立競技場)に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のチームスタッフを発表した。新監督の選定は間に合わず、佐々木則夫女子委員長(66)が監督代行を務めることが決定。また、コーチには元男子日本代表の内田篤人氏(36)、U―20日本女子代表監督の狩野倫久氏(48)が就任した。
 千葉市内で報道陣に取材対応した佐々木氏は「監督を視野を広げて選考している中で、このタイミングでは新しい監督を招へいすることはできなかった。これまで身近なところで見ていたので、私が代行するのが現在の状況ではベスト」と説明した。新監督については外国人指導者を中心に選定中であることを明かし、「さまざまな方々とお話しをしてきた。こちらサイドのイメージ、ヒアリングした方々のご意見や意向もある。そう簡単にはいかないということで、今の現状になっている」と語った。今後は「12月に来年度の編成、計画を発表する機会がある。そこのタイミングには新しい監督を据えて報告できるのがベストだと考えている」と年内までに決定する考えを示した。

 内田氏の“臨時コーチ”就任については「彼の指導者との姿勢、アンダーの練習で非常に熱意を持っている姿を見た。うちでもそういうことをやってもらいたい」と説明。今回の招集メンバーはフレッシュな顔触れが予想される中で、現役時代に日本代表や海外でプレーした経験値の還元にも期待がかかる。内田氏自身も女子の指導に前向きな姿勢を示したという。

 11年女子W杯でなでしこを世界一に導いた佐々木氏にとっては、16年リオ五輪アジア最終予選以来、8年ぶりになでしこの指揮を執ることになる。韓国戦に向けて「なでしこのやるべき姿、なでしこの特長を生かし、何か指標になるようなものにしていきたい。(新監督に向けて)こういうような(サッカーの)イメージがあるというのは示したい」と抱負を語った。

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