長友の勝ち!香川との“日本人対決”制しガラタサライ首位浮上

2019年05月07日 05:30

サッカー

長友の勝ち!香川との“日本人対決”制しガラタサライ首位浮上
競り合うベシクタシュの香川(左)とガラタサライの長友 Photo By 共同
 【トルコ1部   ガラタサライ2-0ベシクタシュ ( 2019年5月5日 )】 日本人対決ともなったトルコリーグ伝統の「イスタンブール・ダービー」はDF長友佑都(32)のガラタサライに軍配が上がった。MF香川真司(30)のベシクタシュを2―0で下し、首位に浮上。長友は左サイドバックでフル出場、香川は後半30分から途中出場した。
 試合終了を告げる笛を聞いた瞬間、長友は両手を突き上げた。ダービーを制して首位に浮上し、「優勝戦線に残っていくところでとにかく勝たないといけなかった」と充実感に浸った。

 熱狂的なサポーターが詰めかけ異様な雰囲気となったスタジアム。高揚した選手も反則覚悟の激しいプレーを繰り返したが、ベテランは落ち着いていた。「チームメートを落ち着かせるところ、そういうコントロールというのも心掛けている」と冷静さを保ち、自身の左サイドを封じきった。

 香川がピッチに投入された後半30分からは日本人対決も実現。「一番クオリティーがあって、一番視野が広くて怖い選手だった。最初から出ていたらどうなっていたんだろう。だから僕ら、助かりましたね」。試合後は香川とユニホームを交換し、健闘を称え合った。

 昭和生まれの長友は「平成では何も成し遂げていない。令和で、いきますよ」。貪欲な姿勢は元号が変わってもぶれることはない。

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