浦和・大槻新監督、オールバック封印 世代交代と結果求める
2019年05月30日 05:30
サッカー
クラブ側の要請は「世代交代」「目標(ACL、J1の2冠)は変わらない」の2点だった。主力組の多くは30代。オリヴェイラ前監督はメンバーを固定しがちで失速の要因となった。大槻監督は昨年4月にも指揮した6戦で全フィールド選手を起用し、かつ4勝2分けとV字回復させた実績を持つ。ユース監督の経験も持つ指揮官は世代交代と結果の二兎(にと)を追うのにもうってつけだ。
初陣は来月1日の川崎F戦。準備期間となる3日間は全て非公開とした。「集中したかった。もう一つは相手にも(情報が)分からない方がいいでしょ」。旧知の上野優作氏、工藤輝央氏、末藤崇成氏の入閣も決定し、準備は急ピッチに進む。「力のある選手たちがその力を再度表現する意志は持たせたい」と指揮官。アウトレイジ第2章が幕を開けた。