久保に2万人の敵!初戦相手チリが“次世代のメッシ”を警戒
2019年06月14日 05:30
サッカー
参加メンバーは久保を含む23人中18人が来年の東京五輪で活躍を期待される22歳以下の若手。森保監督は「厳しい環境の中でやることが必ず彼らの成長につながる」と語るが、初戦のチリ戦では早速、厳しい環境が待ち受けることが分かった。関係者によると、チリから約2万人のファンが集結するという。
隣国とはいえ、サンパウロとチリの首都サンティアゴの直線距離は、日本の最北端の択捉島から最西端の与那国島の距離よりも長い3384キロ。16年の前回大会から続く3連覇に向け、バルセロナのビダルらを擁する代表へのバックアップは本気だ。現地の関係者によると、ピニェラ大統領まで会場に駆けつける計画も浮上しているという。
そんな熱の入れようを見せるチリのメディアが警戒するのは久保だ。「次世代のメッシ」と表現し、バルセロナの下部組織で育った日本の至宝に注目。チリの選手からも徹底マークに遭う可能性は高い。完全アウェー。強敵。注目による重圧。「コパ・アメリカではしっかりゴールを決めたい」と金田喜稔の最年少得点記録(19歳119日)更新を掲げる18歳だが、いくつもの障壁が立ちはだかる。初戦から真価が問われる。