中国スーパーリーグ(1部)の大連一方は2日、新監督にスペイン出身のラファエル・ベニテス氏(59)が就任したと発表した。契約期間は2年半で、英紙テレグラフ(電子版)によると、年俸は税引き後で1200万ポンド(約16億4400万円)。
2004~05年にリバプールを欧州チャンピオンズリーグ優勝に導いたベニテス氏は、バレンシア、インテル・ミラノ、チェルシー、ナポリ、レアル・マドリードなどを指揮。FW武藤嘉紀が所属するイングランド・プレミアリーグのニューカッスルを過去3年にわたって率い、6月に契約満了にともない退任した。自身の公式サイトで「我々の野望は大連でレガシー(遺産)を築くこと」と新天地に懸ける意気込みを語った。
大連一方は昨季スーパーリーグに再昇格して11位、今季は15節を終えて10位。スロバキア代表MFハムシク、ベルギー代表MFカラスコらが所属している。