【サッカー天皇杯全日本選手権2回戦 神戸4―0北九州 ( 2019年7月3日 ノエスタ )】
神戸のMFセルジ・サンペール(24)が“メッシ弾”で来日初ゴールを決めた。天皇杯2回戦北九州戦にアンカーの位置で先発出場すると、後半35分、ドリブルで持ち上がってゴール前へ。寄せてくるDFを切り返しで何人もかわし、最後は左足でシュートを流し込み、4発大勝に貢献した。
名門バルセロナ出身の背番号6は、得点後にチームメートに祝福され「みんなから“メッシの真似をしたのか”と言われたよ」と笑顔。何人かわしたのかを聞かれると「正直、分からない。(ドリブルの)最後の方は疲れていて、周りが見えていなかった」と苦笑いだった。
神戸は直近のリーグ名古屋戦からスタメンを総入れ替え。元スペイン代表MFイニエスタや同FWビジャらを欠場させ、6日のリーグ清水戦に向けた温存に成功した。