鹿島・安部 バルセロナ完全移籍 コンバートも視野「ただただ成長するために行く」
2019年07月12日 15:37
サッカー
Bチームとはいえ、バルセロナに在籍する初めて日本人となるが、気負いはない。「自分の力を出しに行くのではなく、ただただ成長するために行く」とキッパリ。「勇気や好奇心が僕には生まれつきある」と力を込めた。
コンバートも視野にある。鹿島ではほとんどサイドハーフで出場していたが、昨季終盤からプレー映像をチェックしてきたバルセロナ側は「それ以外にもできるんじゃないかという見方をしてくれている」という。20歳は、「僕は全然大丈夫」とサイドバックへの転向もいとわない構えだ。
元日本代表MF本田がプロデュースするジュニアユースチーム「S.T.FOOTBALL CLUB」出身の初のプロ選手。今回、家族でちょうどバルセロナ移籍の話題について話していた時、「たまたまプライベートで」いた本田とばったり遭遇した。詳しい会話の内容は語らなかったが「同じサッカー選手としての話。“頑張れよ”、“頑張ります”という感じ」と振り返った。
中学時代、プロの目に留まるため、高3時に全国総体開催地で1枠増える広島の瀬戸内高に単身で進学を決め、その総体で鹿島のスカウトに見初められて鹿島に入団した。当時は周囲に、「鹿島に入った後はレンタル(で放出される)だろうな」と話す人もいた。
それでも「“試合に出られるかな”とも、“試合に出られる!”とも思わず、“自分はうまくなれる”と思っていた」という。そしてプロ3年目で10番を背負う存在になった。「“身の丈”というのは日本人らしい考え方。いい選択肢があれば、いい選択をするのが僕のやり方」。スペインでも、その姿勢を貫いて成り上がる。
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