鹿島からバルセロナに完全移籍した日本代表FW安部裕葵(20)は17日、バルセロナ郊外のクラブハウスで記者会見し、Bチーム(3部)でスタートする挑戦に「吸収できるもの、成長できることを感じて成長できればいい。チームが勝つために自分の力を尽くす」と抱負を口にした。3部のリーグ初戦は8月25日の予定で、安部は「焦りながらも落ち着いた気持ち。両方を持ちながら頑張ることが大事」とトップチーム昇格へアピールを期した。
安部は同日午前に行われた練習で負傷し、会見後に参加予定だった午後の練習は欠席。広報担当は「右の腰辺り。打撲程度で腫れもあるが、ひどいものではない」と説明した。
また、バルセロナは今月、日本で行われる「Rakuten Cup」に安部が同行することも発表。23日にチェルシー戦(埼スタ)、27日に神戸戦(ノエスタ)のカードが組まれている。