川崎F チェルシー撃破!レアンドロ・ダミアンV弾、憲剛アシスト

2019年07月20日 05:30

サッカー

川崎F チェルシー撃破!レアンドロ・ダミアンV弾、憲剛アシスト
<川崎F・チェルシー>前半、CKのボールを競り合うダビドルイス(左)と小林悠(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【Jリーグワールドチャレンジ2019   川崎F1―0チェルシー ( 2019年7月19日    日産ス )】 国際親善試合「Jリーグワールドチャレンジ2019」が19日、横浜市の日産スタジアムで行われ、J1リーグ2連覇中の川崎Fが、昨季イングランド・プレミアリーグ3位の強豪チェルシーを1―0で破った。後半42分、途中出場の元日本代表MF中村憲剛(38)のアシストから元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(29)が決勝ゴール。日産スタジアム歴代4位の観客数となった6万1012人を沸かせた。チェルシーは23日に埼玉スタジアムでバルセロナ(スペイン)と対戦する。
 勝利にこだわった結果だった。後半42分に得た左CK。4分前にピッチに入ったばかりの中村が相手の陣形が整う前に素早くリスタートすると、最後はレアンドロ・ダミアンが頭で決勝弾。前半は世界との差を痛感させられる苦しい展開も、鬼木監督は「こういう中でも勝てたことは収穫」と前向きに振り返った。

 相手は開幕前の調整段階のため、コンディション的には有利なはずだった。だがそこは世界屈指の名門。球際などで圧倒された。中村は「前半は普段、自分たちがJリーグでやっていることを向こうがやっていた」という。そして「自分も含めもっとやらないといけないと思った」と続けた。

 普段得られない経験ができたことこそがまさに収穫。中でも積極的な姿勢を見せた東京五輪世代のMF田中は「かなわない相手ではないと思った」と自信を深め「もっとレベルアップしないといけない」ときっぱりと話した。世界基準を体感したチームは、リーグ3連覇に向けさらにギアを上げていく。 

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