【親善大会アウディ杯3位決定戦 レアル・マドリード5―3フェネルバフチェ ( 2019年8月1日 ドイツ・ミュンヘン )】
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(18)は31日、ドイツ・ミュンヘンで行われた親善大会アウディ杯3位決定戦のフェネルバフチェ(トルコ)戦で後半28分から出場した。後半40分に右サイドから切り込んでMFモドリッチのシュートにつながるパスを送り、同43分にはドリブルから右足でシュートを放った。ともにゴールにはつながらなかったが、短い出場時間で存在感を示した。
試合後、ジダン監督は会見で「カンテラ(=下部組織)から来た多くの選手達が我々と一緒にプレーしている。久保は最近レアルに来たばかりで、将来的にこのチームで重要な選手になると確信している」と期待を寄せながらも「マドリードに戻ってから、久保をどのように扱うかを考え、彼とも話さなければならない。彼にとって何が最善か話すつもりだが、カスティージャ(Bチーム)でプレーさせて、練習は我々(トップチーム)と一緒に行うことが良いと考えている。そして久保がどのようにフィットするかを見てみたい」とトップチームの練習参加させながら基本的には当初予定通りBチーム(スペイン3部)でプレーさせる方針を示した。
さらに「久保は、ロドリゴ、ビニシウスと同じように、将来の選手で、とても若い。我々は彼らとゆっくりと進んでいかなければならない」と焦らずじっくり育成していく考えを明かした。