【プレナスなでしこリーグカップ 日テレ3―1INAC神戸 ( 2019年8月3日 味の素フィールド西が丘 )】
昨年と同じ顔合わせとなった決勝は、日テレがINAC神戸を延長の末に3―1で下し、2年連続8度目の優勝を果たした。日テレは前半に先制を許したが、後半5分にCKから最後は有吉が決めて追い付いた。1―1の延長後半には田中が勝ち越し点を含む2点を挙げた。
日テレは、延長後半に田中が2得点。ライバルを再び退け、永田監督は「疲れました。うれしいです」と短い言葉に喜びを込めた。W杯で9人を欠き、下部組織のメニーナ所属の中学生、高校生も起用してカップ戦に臨んだ。初戦は0―3の大敗とすぐに結果が出なかったが、徐々に既存の選手との共通理解を高め、勝ち上がる大きな力となった。永田監督は「やればやるほど前向きになっていった。融合してここまで来られた。ベレーザの歴史と文化の表れだと思う」と誇った。