【明治安田生命J1第21節 C大阪0―3FC東京 ( 2019年8月3日 味スタ )】
C大阪の進撃が止まった。アウェーで迎えたFC東京戦は前半に主導権を握るも、後半2分に先制されると、同23分と同アディショナルタイムに追加点を献上。リーグ最少失点を誇ってきた堅守が破られ、今季最多の3失点で、6月14日の鹿島戦以来6試合ぶりの黒星を喫した。
攻撃陣も不発に終わった。「首位のチームがこれだけリトリートしてきた中で、それをも(崩せるように)というか…ね」。そう振り返ったのは、5試合ぶりにメンバー入りし、後半11分から途中出場した元日本代表FW柿谷。今夏に名古屋からのオファーを断り残留を決断した背番号8は、ビハインドを覆せず悔しがった。
「またチームとして見直して、良い方向に向かっていきたい」と柿谷。攻守に課題を露呈した一戦を今後の糧にする。