冨安“初ラツ”右SB高評価!本職外で新境地見せた
2019年08月20日 05:30
サッカー
現在、ミハイロビッチ監督は白血病のため療養中。チームは監督のためにもと一丸になっている。「僕も便乗したい。アグレッシブさはミハイロビッチ監督が求めているもの」と冨安。セリエBの格下相手とはいえ、守備面でも無失点に貢献。最終ラインからの組み立て、1対1も危なげなかった。
高度な戦術が求められるイタリアで、評価の厳しい現地紙の採点でも及第点。特に攻撃面は「カミカゼのようだ」と評価された。それでも「どこでボールを受けるのか、ポジショニングなど改善は必要」と話す。セリエAでSBの先輩といえば長友(現ガラタサライ)がいる。「(9月に)代表に行くことができて一緒になったらいろいろ聞いてみたい」とも話した。
次は25日、ベローナとのセリエA開幕戦が待つ。「まだ定位置を確保したとは思っていない。より無失点にこだわる国だし、そこは自身にも求めている」と表情を引き締める。日本が誇る若きDFがカテナチオの国で、上々のスタートを切った。