鹿島・上田 2ゴールを含む3得点に絡む大活躍!プロ契約後公式戦初先発の一戦で結果

2019年09月01日 22:40

サッカー

鹿島・上田 2ゴールを含む3得点に絡む大活躍!プロ契約後公式戦初先発の一戦で結果
<清水―鹿島>後半、3点目のゴールを決め、駆けだす鹿島・上田 Photo By 共同
 明治安田生命J1第25節が行われ、鹿島は敵地で清水に4―0と快勝した。U―22日本代表FW上田綺世(21)が2ゴールを含む3得点に絡む大活躍。8月2日のプロ契約後、公式戦初先発の一戦で結果を残した。
 前半33分にセルジーニョのスルーパスに抜け出してPKを獲得すると、後半28分にMF永木の、同アディショナルタイムにMF遠藤のクロスを、ともにファーサイドから頭で押し込んだ。

 初のフル出場を終えてリーグ戦5戦3発。「(今後の飛躍の)助走になった。1回バンと(結果が)出すのはできる選手はいる。継続して確立していくのが難しい」。試合後は満足した様子はなく、冷静に話した。

 先月28日の敵地ACL広州恒大戦(中国)から先発7人が入れ替わった。上田と2トップを組んだのは、開幕戦以来の先発となった遠藤。だめ押しのチーム4点目は、先制点を決めたその遠藤から放たれた柔らかく的確なクロスからだった。

 「綺世(上田)に取らせたいという気持ちは僕にもあった。途中から(チームに)入ってきて、FWなんで、ゴール決めることがあいつの自信につながると思う。これから多分日本を背負っていくFWになると思うんで、ゴールを決める手助けをしていきたい」
 そう振り返った遠藤は、上田の能力について「鹿島で言うと有三(田代)さんとサコ(大迫)が交ざったような感じ。ヘディングも強いし足元もあるしミドルも打てる」と説明。「周りのことを気にしすぎてパスを出したりしている部分もあるので、もっともっと自分を出してほしい」とエールを送った。

 この試合は30日の経営権譲渡後、初めての公式戦となった“メルカリ初陣”だった。主将のDF内田も後半40分から、リーグ戦では3月30日磐田戦以来となる復帰を果たした。「一体感のあるゲーム運びは非常に評価している」と大岩監督。13日間で3大会4試合を戦う過密日程の3戦目で、チームの底力も示す一戦となった。

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