ザルツブルク、欧州CLデビュー南野から6発!3得点絡み「最高の夜」
2019年09月19日 05:30
サッカー
見せ場はいきなりやって来た。前半2分。くさびの縦パスを受け、素早い反転で相手をひとりかわして前を向くと、股抜きでスルーパスを通し先制点をアシスト。2万9520人とほぼ満席となったレッドブル・アレーナを沸かせた。さらに同34分には縦パスで2点目を演出。圧巻は同アディショナルタイム。自陣から約80メートルもの長い距離を力強くドリブルで持ち上がり、最後は左クロスで5点目をお膳立てした。
もはや森保ジャパンの主軸に成長した。堂安、中島と組む“新BIG3”の2列目は、攻撃の軸にして新生ジャパンの代名詞にもなりつつある。今回同様に初出場だった10日のW杯アジア2次予選、ミャンマーとの初戦でも、1―0の前半26分に頭で決めて勝利に貢献。チームでも今季は開幕から好調をキープしており、今回も状態の良さを見せつけた形だ。
「気を引き締めてまた次に向けて良い準備をしよう」とSNSでコメントした南野。10月2日の敵地・リバプール戦では、今度は前回王者を相手に大会初得点を狙う。