町田が終了間際のPKで浦和破り首位堅持 54歳誕生日の黒田監督「この上ないプレゼント」

2024年05月26日 19:49

サッカー

町田が終了間際のPKで浦和破り首位堅持 54歳誕生日の黒田監督「この上ないプレゼント」
<浦和・町田>試合後、平河(右から5人目)ら選手たちが見つめる中、サポーターの前でジャンプを見せる町田・黒田監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第16節   町田2―1浦和 ( 2024年5月26日    埼玉スタジアム )】 町田が終了間際の劇的決勝点で浦和を撃破し、勝ち点を35に伸ばして首位をガッチリ守った。黒田剛監督はこの日が54歳の誕生日。試合後には約2000人のサポーターから祝福され、選手からも促されてやや控えめに?恒例の「勝利のジャンプ」を披露し「最高のハッピーバースデーを聞けたのはこの上ないプレゼント。あらためて感謝したい」と表情を緩ませた。
 町田はクラブ史上初めて日本代表に招集されたGK谷晃生、パリ五輪出場を目指すFW平河悠とFW藤尾翔太が先発した。前半はスコアレスで折り返し、迎えた後半7分に敵陣での連係でボールを奪うと、途中出場のMFナ・サンホの縦パスに反応したFW平河悠がトラップから左足でシュート。一度は浦和GK西川周作にはじかれたものの、こぼれ球を自ら右足で押し込み先制弾。視察に訪れたU―23日本代表の大岩剛監督の前で、平河が今季2点目を奪った。

 その2分後には浦和のMF伊藤敦樹に同点ゴールを許し、再び同点に。そして迎えた後半アディショナルタイムに試合が動いた。平河の中央からのパスに抜け出したナ・サンホが、浦和DFアレクサンダー・ショルツとの競り合いで倒されたとしてPKを獲得。これをキッカーのMF下田北斗が冷静に沈め、町田が劇的な展開で勝ち点3をつかんだ。

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