鹿島 冷や汗4強!土居弾で決めた天皇杯3季ぶり栄冠あと2
2019年10月24日 05:30
サッカー
前半からまるでホンダFCがJ1で、鹿島がJFL。仕掛ける攻撃は少なく、シュートも全体で1本だった。リーグ前節の松本戦も同様で、後半は土居が中盤に下りて攻撃を機能させた。ただ前線に上がればボールが回らず、下がればゴール前の人数が欠如。だからこそ、この日はじれずに前線でその時を待ち続け、チャンスを確実に仕留めた。
チームでは在籍9年目の古株。「優勝するためには何かを犠牲にしてでも戦わなきゃいけない」とタイトルのために役割を全うする。前節の松本戦後は珍しく熱くなってサポーターと言い争った。この日、鹿島側のゴールで決めた決勝点。「勝つんだという意思表示は示したつもり」。力強く言い切った。