J3沼津のベテラン尾崎、吉田監督退任で心情吐露「選手たちにも責任が…」
2019年11月28日 15:29
サッカー
J3沼津のベテランDF尾崎瑛一郎（34）が28日、沼津市内で行われた練習後に、今季限りの退任を前日（27日）発表した吉田謙監督（49）についての熱い思いを吐露した。
この日は雨の中で2時間の練習。今季残り2節で13位と低迷する状況に加え、退任発表後初の練習とあり、イレブンは緊張感に包まれていた。
尾崎はJFL時代の14年に沼津入りし、15年から指揮を執る吉田監督とは、現役選手の中で最も長い付き合い。17年のJ3昇格ではともに涙した仲だ。
「謙さんとはコーチ時代からの付き合い。昨日の練習後に話が出て驚いた。以前から決めていたんだと思う。正直、謙さんから声を掛けてもらっていなかったら、今自分はここで沼津のユニホームを着ていなかった」と口にした。
沼津は17年3位、18年4位とJ3で台風の目となり、18年に吉田監督はJ3優秀監督賞を受賞した。毎年多くのメンバーが入れ替わるJ3で、「全力アスル」を体現してイレブンをけん引してきた。
心中を察する尾崎は「厳しい世界だから、こういう（退任）こともあるのかもしれない。でも謙さんの指示をこなせなかった選手たちにも責任がある」と現況を振り返った。
そして「清水や磐田と違い、本当にローカルなクラブ。そこで謙さんがつくってきたものは大きいんだ。謙さんの決断を、自分も若い選手も本当に胸に刻んで残り2試合を戦わないといけない」と意を決していた。 （大木 穂高）
尾崎はJFL時代の14年に沼津入りし、15年から指揮を執る吉田監督とは、現役選手の中で最も長い付き合い。17年のJ3昇格ではともに涙した仲だ。
「謙さんとはコーチ時代からの付き合い。昨日の練習後に話が出て驚いた。以前から決めていたんだと思う。正直、謙さんから声を掛けてもらっていなかったら、今自分はここで沼津のユニホームを着ていなかった」と口にした。
沼津は17年3位、18年4位とJ3で台風の目となり、18年に吉田監督はJ3優秀監督賞を受賞した。毎年多くのメンバーが入れ替わるJ3で、「全力アスル」を体現してイレブンをけん引してきた。
心中を察する尾崎は「厳しい世界だから、こういう（退任）こともあるのかもしれない。でも謙さんの指示をこなせなかった選手たちにも責任がある」と現況を振り返った。
そして「清水や磐田と違い、本当にローカルなクラブ。そこで謙さんがつくってきたものは大きいんだ。謙さんの決断を、自分も若い選手も本当に胸に刻んで残り2試合を戦わないといけない」と意を決していた。 （大木 穂高）
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