静岡学園・川口監督、3度目挑戦でついに「努力と苦労が報われた瞬間」
2020年01月14日 05:30
サッカー
静岡県勢は4年連続で初戦敗退中だった。「勝負に徹することで個性が失われていった」と、かつてサッカー王国と呼ばれた静岡県の衰退を分析する。その中でも「コンセプトはずっと変わらない」。井田勝通前監督(77)の時代から豊かなテクニックで圧倒するのが伝統だ。「上の舞台で通用するためには技術を身につける必要がある」とウオーミングアップからドリブル練習を取り入れるなど、徹底的に個の育成に全力を注いだ。DF阿部健人主将は(3年)は「自分たちの真骨頂を全国の舞台で証明できたことはうれしい」と胸を張る。
「この優勝をきっかけに静岡県が盛り上がればいい」と川口監督。身体能力の重要性が増した現代の高校サッカー界においても“王国”の名にふさわしい、南米を思わせる高い技術と状況判断で、全国の頂点に立った。
▼U―23日本代表MF旗手(静岡学園OB、16年卒)後輩が頑張ってくれることで自分もまた頑張ろうって思えるので本当に。(遠征中で)試合は見ていないですけどおめでとうございますって感じです。
おすすめテーマ
2020年01月14日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
静岡学園・阿部主将「スタイル崩さなかったのが勝因」卒業後は米の大学進学
-
静岡学園・岩本、決勝欠場も得点王「自分が出られなかったのは実力がないだけ」
-
カズ、自主トレ先グアムから帰国延期 母校・静学Vで“ご褒美”は?
-
静学V なじみの焼き肉店も祝福 静岡市・文田商店「よく頑張った」
-
青森山田、連覇の夢散る…黒田監督「相手には“おめでとう”と言いたい」
-
U23敗退で五輪へ暗雲…森保監督進退、大会後に意見聴取へ
-
森保監督、自身を責めるも「若い選手たちは勝負の肝を学んだ」
-
上田、2戦ノーゴール猛省「チャンスを決めていればチームが締まった」
-
大迫、厳しい表情で「危機感しかない」
-
【城彰二の視点】東京五輪メダルに向けてメンバー固め急務
-
名古屋 川崎Fから完全移籍の阿部が気合「泥くさく、勝つためには何でもする」
-
13年ぶりJ1昇格の横浜FC新体制発表 FW一美「カズ選手には勉強させてもらいたい」
-
C大阪 新人DF田平、トップチーム抜てきで「チャレンジしていく」
-
神戸 DF西大伍は残留へ ベテランの域に達しても存在感別格
-
巻誠一郎氏、“利き足”頭で有終ハット!引退試合、豪華メンバー集結