20日に宮崎キャンプを打ち上げた鹿島は21日、一部選手が鹿嶋市内のクラブハウスでトレーニングを行った。
チームは元日に天皇杯決勝を戦ったこともあり、主力は始動を遅らせるなどコンディション回復を優先させてきた。ザーゴ新監督(50)のもとで戦術練習を開始したのはここ1週間。今月28日のACLプレーオフ(対メルボルン・ビクトリー)まで時間は少ないが、指揮官は「プレーオフで敗退したら今季のタイトルを早くも一つ失うことになってしまう」と選手に語り、難しい状況を一丸となって乗り越えることを求めた。DF山本は「(プレーオフは)何としても勝たないと。そういった意味ではこの1週間がとても重要になる」と力を込めた。