香川 久保との新旧日本代表対決制す!“先輩”さすがの1アシストで16強入り導く活躍
2020年01月23日 05:30
サッカー
4―2―3―1のトップ下に入り、公式戦3試合連続の先発。久保にタックルした味方にイエローカードが出されたことに抗議して自身までイエローカードを提示されるなど、序盤から火花の散る対戦となった。見せ場は同23分。約20メートルの距離から蹴った直接FKがクロスバーを叩く惜しいチャンスをつくった。アシストを含めて効果的なパスを配給して攻撃の起点となり、4回戦進出に貢献した。
30歳の司令塔の働きぶりを、ビクトル・フェルナンデス監督も絶賛。「香川はサラゴサに来てから最高の試合を披露してくれた。香川は時間をフルに完璧に操った」と評された。地元アス紙の評価も3点満点中「2」。「香川は味方とパスの呼吸が合ってきており、良いプレーを行った」と称えられた。
2部でプレーする香川にとって、カップ戦は格上に挑戦できるチャンスでもある。「バルセロナなのかレアル(マドリード)なのか、可能性はある。ぜひやりたいという気持ち」と強豪との対戦を熱望した。久保同様、10代から日本代表で活躍してきたファンタジスタの熱は、まだまだ尽きない。