神戸FW古橋 新たなる野望激白「南野に追いつきバルサでプレー」 興国高で同級生の飛躍に刺激
2020年02月01日 05:30
サッカー
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個人的には(全体練習に)復帰したばかりだったので。試合感覚を戻すことと、去年までやってきたことを戻せたらと。ゼロックス杯も(メンバーに)選んでもらえたら、出られる準備はできています。
――初めて1年間を通してJ1を戦い、A代表にも初招集された昨季を振り返って
個人的にはケガがあったし、チームとしてもなかなか勝てなくて、監督が何回も変わった。凄く大変でしたけど、その経験があったからこそ、最後にみんなで笑って終わることができたと思う。
――代表に入って自分の中での変化は?
より結果を残さないといけないという気持ちは強くなった。FWなので、Jリーグや国内で目に見える結果を残さないといけないという意識はより強くなりました。
――昨夏には欧州クラブからオファーが届いた。個人としての目標や思い描く今後のビジョンは?
同年代が海外でプレーしているし、一番の例を挙げるとすれば南野拓実選手。(当時は)ほぼ接点はなかったけど、高校が同じで。自分の実力であそこまでのビッグクラブに行けるというのは、本当に刺激になる。自分もそういう選手になりたいなという思いがあります。
――古橋選手は興国のサッカー部で、南野選手はC大阪U―18に所属。当時はあまり話すことはなかった?
クラスごとに仲のいい感じで(自分たちは)クラスが違っていたので。会って話したりする機会はあんまりなかったですね。
――古橋選手にとって、南野選手はどういう存在?
追いつきたい存在ですね、今は。偉そうには言えないですけど、勝手にそう思っています。
――古橋選手はスペインでプレーしたいという目標を持っている
プライベートでもスペインには3回行っていて、この冬にも(バルセロナに)行きました。(いつか)行きたいなと思っています。
――いつかバルサでプレーしたい?
自分の目標ですね。まずは海外に行って、海外のチームでプレーして。そこで活躍して、初めてあそこ(バルサ)に行くことができる。
――成長し、ステップアップしていくために必要なことは?
今は、このクラブで素晴らしい環境を与えてもらっている。このクラブ、チームに少しでも何かを残さないといけない。その覚悟はできています。
――始動日に得点とアシストどちらも2ケタという数字を今季の自分に課していた
実際に去年は10得点8アシストで(振り返れば)どっちも2ケタはいけたと思う。
――チームとしての目標を
もちろんアジアNo・1というのがある。チームが一つになって、ファンやサポーターの皆さんと一緒になって戦っていけたらなと思ってます。
<シャドーに入ってプレー>沖縄キャンプ6日目となったこの日は、狭いコートでの11対11などを実施した。前日に完全合流した元スペイン代表MFイニエスタは、3―4―3のダブルボランチの一角でプレー。FW古橋はシャドーの位置に入った。昨季終盤戦にチームとしての戦い方が定まったこともあり、元日本代表DF酒井は「継続することと、その完成度とクオリティーを高めていくことが大事」と語った。