鹿島DF町田浩樹 貴重な左利きCB 新監督の下で成長誓う!
2020年02月01日 08:30
サッカー
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昨季は本職のCBだけでなく左サイドバック(SB)としても出場し、プレーの幅を広げた。今季はSBが本職の選手がチームに多く加入し、CBに専念できる。経験豊富なDF奈良が加入するなどポジション争いは依然、激しいが「競争はそこまで気にしていないし、勝ち残っていかないと五輪の舞台もない。激しい競争の中で、しっかりアピールしたい」と力強く語る。
日本代表の一員として臨んだ1月のU―23アジア選手権は、3戦未勝利でまさかの1次リーグ敗退。大会期間中には緊急の選手ミーティングを開き、意見をぶつけ合ったが、自身もインパクトを残せず「シンプルに力が足りなかった。引いた相手に対して効率的に得点を奪えなかったのが敗因」ともどかしさだけが心に残った。
だからこそ「この経験を無駄にしてはいけない。五輪まで時間がないので、短期間でどれだけ成長できるかが鍵になる」とクラブでの成長を誓う。半年間の成果が、大舞台につながっていく。
◆町田 浩樹(まちだ・こうき)1997年(平9)8月25日生まれ、茨城県つくば市出身の22歳。5歳でサッカーを始め、手代木SCから鹿島アントラーズつくばジュニアユース、鹿島ユースへと進み、15年に高円宮杯U―18チャンピオンシップ初優勝の原動力に。16年にトップチーム昇格。17年5月の神戸戦でJリーグ初出場。U―16から現在のU―23まで、各世代別日本代表。1メートル90、80キロ。利き足は左。