浦和DF荻原拓也 本職SBで見せる“赤”背負う覚悟
2020年02月16日 09:00
サッカー
勝負の3年目。オフもサッカー漬けの日々だった。昨年12月のドイツ、フランス10日間の旅も「サッカーを見るだけでした」。浦和の先輩である原口元気、遠藤航を訪ね、欧州での生活を肌で感じた。同21日には両者が激突したハノーバー―シュツットガルト戦も観戦。本場の激しさを目の当たりにし、刺激に満ちた旅になった。
5歳上の兄が社会人チームで活躍していた影響で趣味はロードバイク。元陸上選手でスプリントコーチの秋本真吾氏の指導を受け、走り方も改善し、強靱(きょうじん)な下半身は洗練された。「去年は自分の力を還元できなかった。自分は浦和を背負って戦わなくてはいけない存在だと思う」と荻原。若きレフティーが浦和の左サイドを活性化する。
◇荻原 拓也(おぎわら・たくや)1999年(平11)11月23日生まれ、埼玉県川越市出身の20歳。浦和の下部組織から18年にトップチームに加入。同年3月のルヴァン杯名古屋戦ではスタメンデビューでいきなり2得点の活躍を見せた。U―18代表から年代別代表の常連。左SBを本職とし、ワイド、前線もこなす。利き足は左。身長1メートル75、69キロ。