【スペイン1部リーグ・第26節 Rマドリード2―0バルセロナ ( 2020年3月1日 マドリード )】
レアル・マドリードが1日、ホームでバルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」を2―0で制した。クラシコでのリーグ戦勝利は8試合ぶりで、2016年4月以来約4年ぶり。リーグ戦3試合ぶりの勝利で勝ち点を56に伸ばし、同55のバルセロナを抜き返して2節ぶりの首位に返り咲いた。
ベルギー代表FWアザールが2度目の右足首骨折で長期離脱を余儀なくされる中、19歳のブラジル代表FWビニシウスが躍動した。0―0で迎えた後半26分に先制ゴール。MFクロースのスルーパスを受けて左サイドから切り込み、角度のないところから右足でゴールネットを揺らした。「レアル・マドリードの選手として最高の夜だ。努力を続ければ、こんな瞬間が訪れると思っていた」と歓喜した。
地元メディアによると、19歳233日での得点は、2007年にFWメッシ(バルセロナ)がマークした19歳259日を更新するクラシコ最年少記録。ジダン監督は「ついに重要な試合で、重要なゴールを決めてくれて嬉しい。ボールを持っていない場面でも、守備でも素晴らしいプレーをしてくれた」と成長と攻守にわたる貢献を称えた。
終了間際には途中出場のFWマリアノ・ディアスが追加点。今季リーグ初出場で値千金のゴールとなった。