南野が大迫が誌面サッカー塾!外出自粛の子供たちへ贈るフリーマガジン出版、代金も郵送代も無償
2020年04月03日 05:30
サッカー
書名は「ONE LOVE」。目を通せば1人で過ごす時間も退屈さとはサヨナラだ。世界基準の秘訣(ひけつ)が掲載されたコーナーはさながら“誌面サッカー塾”。(1)大迫によるポストプレー(2)南野によるオフ・ザ・ボールの動き(3)乾による緩急の仕掛け(4)酒井宏による1対1の駆け引き(5)植田による競り勝つヘディングなどの神髄が本家から伝授される。
名物編集者の箕輪厚介氏が編集長を務め、他にも豪華なラインアップがズラリ。酒井宏、植田は自身のルーツに、小野、内田はそれぞれのサッカー観に迫っている。特に欧州組は現在も新型コロナの影響でクラブとしての活動が停止中だ。1人の時間でいかにライバルに差をつけるか、過去の逆境はどう乗り越えたか、興味深いストーリーが並ぶ。
同書はエージェント会社「SARCLE」に所属する選手たちが集結し、その思いを形にした。代表取締役社長で発行人の秋山祐輔氏は「多くの子供たちが本書を手にし、少しでも前向きな日々を送り、夢に向かって歩んでいってくれることが、選手たちの願いです」と話す。終息の見えないコロナ禍と闘う子供たちにはうれしい1冊になりそうだ。
▽「ONE LOVE」の入手方法 3日から以下の応募フォーム(https://forms.gle/TfnGATJgoj8VSpBK6)から申し込みできる。雑誌は限定7500部で、送料無料。電子書籍版(PDF)は配信制限なし。誌面最終ページのQRコードでは寄付も可能。集まったお金は全てサッカー少年少女のため活用予定。