カシマスタジアムにPCR検査センター設置、11日からドライブスルー実施 J本拠地で初

2020年05月07日 15:15

サッカー

カシマスタジアムにPCR検査センター設置、11日からドライブスルー実施 J本拠地で初
PCR検査が行われることになったカシマスタジアム=茨城県鹿嶋市 Photo By 共同
 J1鹿島がホームスタジアムとするカシマスタジアムに鹿行地域PCR検査センターが設置され、11日からドライブスルー形式で新型コロナウイルスのPCR検査を実施することが決まった。Jクラブの本拠地でドライブスルー形式のPCR検査が行われるのは初めて。
 鹿行5市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)の医療機関で新型コロナウイルス感染が疑われると判断された人が対象となり、潮来保健所が対象者の選定を行うという。実施は平日のみで、13~15時の間、1日20件までの予約制。鹿行地域PCR検査センターに直接来場して検査を受けることは不可となっている。

 今回の決定を受け、鹿島の小泉文明社長はクラブを通じコメントを発表した。「今回、鹿行地域PCR検査センターの設置にあたり、県立カシマサッカースタジアムの指定管理者として、実施場所提供という形で協力することになりました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止には、地域一体となった取り組みが大切で、PCR検査による現状の把握や医療体制の整備は終息に向けた大前提となります。センターの運営主体となる鹿島医師会様始め、鹿島アントラーズのホームタウンとなる茨城県鹿行地域の医療機関、そして鹿行5市と連携し、状況の改善につながっていけばと思います。これまで当たり前だった生活、フットボールのある日常を取り戻す日まで、引き続き、クラブとしても協力してまいります。スタジアム周辺地域のみなさまには、ご理解のほど宜しくお願い致します」。

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