森保監督 五輪1年延期「悪いことではない」 選手の実力UPに期待
2020年05月21日 05:30
サッカー
「日本代表は特別な存在だからこそ、励ましのメッセージを発信しつつ、応援してくださる方々の日常に寄り添い、励ましになる活動をしたい」
――東京五輪が1年延期。フル代表の最終予選も始まれば兼任の強化に難しさが増す。
「1年延期で活動の回数が増える。選手の実力も間違いなく上がる。チームだけのことを考えると悪いことではない」
――自身が重責にある中でのコロナ禍。
「現役時代にレギュラーを外されて落ち込んだ。傷心で街を歩いていたが、すれ違う人は誰も自分のことなど見ていない。自分が自分で思い詰めているだけだと気づいた。悲劇のヒロインになってはいけない。困難な状況でも前進するために何をするかと考えるようになった」
――再開後の初戦で伝えたいことは。
「“みんなで頑張り、乗り越えてきたからこそ、自分たちはこの場に立てている”ということを話すだろう。選手たちの社会貢献活動の素晴らしさも見ているので、それを評価してあげたい」