テュラムJr.2発!!22歳才能開花予感 父は元フランス代表W杯V戦士
2020年06月02日 05:30
サッカー
後半に再びホットラインから2点目。プレアの右クロスを逆サイドで押し込んだ。加入1年目で活躍できた一因は同郷の先輩プレアの存在で「ピッチで凄く良い関係で考えも一致する」。1メートル92の恵まれた体格と、最高時速35.4キロ(今季リーグ7位)のスピードを誇り、昨季までザルツブルク(オーストリア)でMF南野拓実(現リバプール)を指導したローゼ監督の下で潜在能力が花開いた。
父リリアン氏は名DFだったが、FWになった理由は「子供のころから目立ちたがりだったから」。サッカーの助言も受けるが、父から教わった大切な哲学は「他人への敬意、話を聞くこと、努力。運命に不平を言わず、人生を楽しむこと」。加入時の移籍金は900万ユーロ(約10億8000万円)と前評判は高くなかった。「努力して見返したかった」と結果を残し、専門サイトの評価は一時2800万ユーロ(約33億6000万円)まで急騰。“七光”ではなく着実に成長しチーム躍進の原動力となっている。