久保建英「どういう形であれ勝たないと」 バルサとの再開初戦で“金星”誓う

2020年06月13日 17:58

サッカー

久保建英「どういう形であれ勝たないと」 バルサとの再開初戦で“金星”誓う
久保建英 Photo By スポニチ
 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(19)が13日、クラブ公式YouTubeでリーグ再開に向けた意気込みを語った。
 流暢なスペイン語で「リーガ中断から僕ら一人ひとりが再開する試合のことだけを考えていた。実際に僕らは家でハードにしっかり練習してきた。チームも僕自身も、戦術的、フィジカル的にこの時間を最大限に有効利用するように務めてきた。今は僕らみんなが100%の状態だと思う」と新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月12日から約3カ月に及んだ中断期間を振り返り、準備に自信を示した。

 リーグ再開初戦は13日(日本時間14日午前5時キックオフ)にホームで首位バルセロナと対戦。「最初の試合が僕らにとって一番大事。良い形でスタートしなければならない。どういう形であれ勝たないといけない」と“金星”獲得を狙う。昨年12月はアウェーで2―5で敗れており「カンプ・ノウでの試合で、僕らは試合の入り方に苦労した。今回はそれが繰り返されないよう、メンタル的に相手を上回るようにしたい」と精神面を鍵に挙げた。

 下部組織時代に所属した古巣バルセロナとの初対戦で、久保は相手サポーターからブーイングを浴びながらチーム2点目の起点となるなど存在感を示した。「試合前に個人的にもっと悪いものになるかと思っていた。でも事前に考えていたよりも多くのことができた。結果は伴わなかったが、あの試合は僕にとって大きな自信になった」と振り返った上で「今回は結果が出てほしいと思っている。個人的にももっとやりたい」と闘志を燃やした。

 現在チームは降格圏の18位で、厳しい残留争いに向けて「2カ月以上の中断があったから、まるで新しいシーズンみたいなもの。残り11試合、最後の汗の一滴が流れるまで闘わなければならない」。再開後は無観客開催となることについては「何より僕らはアウェーよりホームで明らかに強い。その大きな部分はファンの後押しがあるからだと思う。ただ彼らが近くにおらず姿が見えないとはいえ、距離があっても僕らを変わらず応援してくれるだろう。ここが僕らはホームであるということは変わらない。だからスタンドに誰もいなくても僕らは彼らの顔を思い描く。それが大きなアドバンテージになると思う」とサポーターに勝利を届けることを誓った。

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