ドイツ1部ウニオン・ベルリンへ移籍する横浜のMF遠藤渓太(22)が27日、オンラインで会見した。来年6月末までの期限付きだが、買い取りオプションもあり、活躍次第で完全移籍につながる。「試合に出るためにも自分の個を発揮しないと。マリノスでやっていた以上にもっともっと自分を出してプレーしていければ」と意気込んだ。26日の札幌戦で痛めた左太腿裏は軽傷で、今月末に渡欧する。
横浜で同僚だった同じ東京五輪世代の久保(マジョルカ)や三好(アントワープ)らの姿に感化され「おのずと自分も(海外で)挑戦したいという気持ちになった」という。東京五輪は目標の一つ。環境が変われば出場できる確約はなく「チャンスは自分でつかむもの」と強い覚悟をにじませた。