川崎F 大島弾でクラブ新7連勝!G大阪との上位対決制し首位キープ

2020年08月02日 05:30

サッカー

川崎F 大島弾でクラブ新7連勝!G大阪との上位対決制し首位キープ
<G大阪・川崎F>後半、先制点を挙げた川崎F・大島(左)は田中と抱き合う(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第8節   川崎F1―0G大阪 ( 2020年8月1日    パナスタ )】 明治安田生命J1リーグは1日に各地で8試合が行われ、川崎Fは敵地でG大阪を1―0で破り、クラブ新記録の7連勝を樹立した。上位対決を制し、王座奪回へ首位をキープ。8月に入り、この日から東西またぎの“遠方対決”が解禁されたが、その中で移動を伴ったアウェーチームが7勝1分けで無敗という“珍事”も起きた。
 前半は相手に攻め込まれる時間帯もあった。修正した後半3分。途中出場のMF三笘が相手DFを引きつけ、リターンパスを受けた大島が右足ダイレクトで決勝弾。背番号10は「(三笘)薫のドリブルは相手にとって脅威。うまく引きつけてくれた」と今季2点目を笑顔で振り返った。

 チーム一丸での記録達成だった。リーグ再開後から交代枠が5人に拡大。鬼木監督は当初「これまでの常識が通じない」と困惑の表情を見せていた。それでも「できるだけ得点を奪う」と腹をくくると、リーグ屈指の選手層を生かし交代枠も有効活用。チーム内の競争と攻撃姿勢が増し、途中出場の三笘、FW小林らが活躍した。

 6連勝した7月26日の湘南戦後に指揮官は選手らに「本番はここからだ!」と言った。8月はルヴァン杯を含め9試合。夏場のかつてない過密日程へ気を引き締め直し、東西またぎの遠方対決が解禁されたこの日、誰もが最後までハードワークをいとわなかった。

 「もっともっと連勝記録を伸ばせるように」とDF谷口。王者奪回へ、その勢いが止まらなくなってきた。

 ≪ホーム0勝なら19年第24節以来4度目≫1日のJ1第8節は2日の1試合(札幌―神戸)を残してホームチームが0勝1分け7敗。18チームとなった05年以降、ホームの最多敗戦は16年J1第1ステージ第1節、第2ステージ第17節の8敗。今日のホーム札幌が敗れれば最多に並ぶ。また、ホーム0勝となれば、19年第24節以来4度目。

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