柏 2年ぶり1次リーグ突破、呉屋が決勝ヘッド 指揮官称賛、過密日程に「必要な存在」
2020年08月05日 22:13
サッカー
リーグ3連敗中、呉屋は2ゴールを挙げた。しかし、再開後初勝利を挙げた18日の湘南戦は途中出場。連勝中は1度も、先発出場の機会に恵まれなかった。「試合に絡めない日々が続いていて、悔しい気持ちを持って練習してきた」と呉屋は振り返る。だからこそ、ようやく巡ってきた先発機会に燃えないはずはなかった。
前節リーグ名古屋戦から中3日での一戦とあり、チームは先発メンバー8人を大幅に入れ替えて臨んだ。今季は過密日程のために総力戦を掲げてきたネルシーニョ監督(70)は言う。「レイソルにとって非常に多くの収穫があった試合。オルンガが得点を量産しているが、呉屋は彼(オルンガ)にも劣らない得点感覚を兼ね備えている。今後のチームにとって必要な存在だ」。指揮官を悩ませるほどの戦力層が、今の柏にはある。