【明治安田生命J1リーグ第15節 G大阪0―3柏 ( 2020年9月9日 三協F柏 )】
完敗の中で何とか意地を見せたかった。トップデビューとなった仙台戦に続いて2試合連続出場となったG大阪のMF川崎修平(19)は「ゴールを取りにいけ、という指示だった。ゴールを取れれば流れが変わると思っていたけど…」と悔しい表情。それでも3点ビハインドの後半32分からの出場で同37分にはDF藤春に絶妙なスルーパスを通し、見せ場は作った。
今季トップ昇格。U―23チームの一員としてJ3リーグでは13試合7得点と結果を残した。宮本監督も「また見たいと思うプレーだった」と仙台戦でのパフォーマンスを高く評価。全治8カ月の大ケガを負ったMF小野裕二の代役として期待を掛けている。
ともに交代でピッチに入ったMF遠藤からは「失敗しても良いからドンドン仕掛けていけ」とアドバイスを受けたという。「ゴールもアシストも出なかったのが悔しい。もっと狙っていきたい」と川崎。次戦・湘南戦(13日、パナスタ)でチャンスを得れば、貪欲にJ1初得点を狙っていく。