C大阪 痛恨黒星で川崎Fと勝ち点5差のまま 本拠地でまたも鹿島に勝てず
2020年09月20日 05:30
サッカー
「チームは良いプレーをしてチャンスをつくっていたが、相手GKのファインセーブやバーに当たることもあり追いつくことはできなかった」
試合後、ロティーナ監督は淡々と試合を振り返った。前半32分に先制点を奪われるも、その4分後にブルーノ・メンデスが同点弾をマーク。流れを取り戻したかに見えたが、後半1分に許した2点目が最後まで響いた。
この日から観客の収容人数が緩和され、これまで封鎖されていたアウェー側のゴール裏席もホームサポーター指定席として開放され、これまでの上限だった5000人を上回る6836人が来場。チャンスの場面では四方から拍手や手拍子が送られたが、その後押しに応えることはできなかった。これでホームでのリーグ鹿島戦は8連敗。13年や17年、そして昨年など、優勝争いの状況下で何度も敗れてきた相手に再び煮え湯を飲まされた。
連勝は6でストップし、クラブ記録の7連勝には届かず。試合のなかった首位川崎Fとの勝ち点5差を縮められなかった。ただ、中3日でFC東京戦(味スタ)を控えており、DF片山は「今日の課題を反省して、次に切り替えてやっていきたい」と前を向いた。悔しさを糧に、再びトップを追いかけていく。