C大阪・清武 引き分け目前で決めた カーブ利かせる芸術的ゴール 次節・川崎F戦に弾み!
2020年09月28日 05:30
サッカー
「切り返した瞬間に丁寧に打とうと思いました。悔しい負けが続いていたので、今日は仕切り直す気持ちを持ってチーム全員で戦えたと思います」
試合後、中継局のインタビューで背番号10はそう振り返った。過密日程による疲労などが考慮され、この一戦は1点を追う後半23分から途中出場。限られた時間の中、同36分にCKで同点弾をアシストし、終了間際には自らの今季5得点目で勝負を決めた。
これが公式戦9連戦の9試合目。直近2試合は微妙な判定にも泣かされて2連敗を喫し、この日も一度は逆転される嫌な展開だった。その流れを断ち切った司令塔に対して「素晴らしいゴールだった。今年のキヨの働きには凄く満足している」とロティーナ監督。チームを救う活躍に賛辞を惜しまなかった。
3試合連続で複数失点と自慢の堅守を崩されながら、執念の逆転勝利で連敗を脱出。2位をキープし、次節は川崎Fとの大一番を迎える。「次はホームだから勝ちにいきたい」と言葉に力を込めたのはDFヨニッチ。首位に迫り、再び優勝戦線を盛り上げる。