鹿島 アウェーで快勝、今季3度目の2連勝 白崎先制弾「いい所にこぼれてくれた」
2020年10月14日 21:52
サッカー
今季は春先に負傷離脱。7月のリーグ再開に照準を合わせて復帰するも、出遅れた影響などで前節まで2試合の先発出場にとどまっていた。「うまくいかない時期も長かったが、チームに貢献したいという気持ちでやってきた。ここで結果を残さないと」と白崎。巡ってきた機会に、燃えないはずはなかった。
鳥栖戦を皮切りに18日に札幌、21日に神戸と敵地での3連戦となる。西→東→西の往復移動は直線距離で約4500キロにもおよぶ。ザーゴ監督は「選手を変えることは、必然的に状況がそうさせる」と話していた通り、この日も前節から先発メンバー4人を入れ替えて臨み、早速、ターンオーバーが奏功した。
後半41分には、DF犬飼が左クロスを頭で合わせて追加点。守備陣も最後まで体を張って、今季3度目の完封勝利を挙げた。怒濤(どとう)の7連勝後に一時は連敗も、再び2連勝で巻き返してきた。白崎は言う。「チャンスはあったので、早く楽な展開にできたと思う。そこは次の課題」。苦しい連戦を総力で乗り越えた先に、上位進出は見えてくる。