川崎F 三笘、史上5人目の新人2桁得点で花添えた!シーズン2度目のJ1記録10連勝
2020年10月15日 05:30
サッカー
前回は8月19日のC大阪戦で10連勝を達成。続く8月23日の名古屋戦で記録が途絶えた。その名古屋戦後、指揮官は選手にハッパを掛けた。「自分たちの記録は自分たちで塗り替えるぞ」。その言葉に偽りはなかった。今回の連勝スタートとなった8月29日の清水戦後、「一戦必勝」がモットーの指揮官は、日程を見て新記録が名古屋戦になることを把握。スタッフに伝えていた。指揮官の本気度がチーム全体に波及し、まずは広島を破って新記録への挑戦権を得た。
コロナ禍による過密日程となった今季。チーム全体で満足なトレーニングができない中、懸念されたのが主力組と控え組のコンディションの差異だった。その中で篠田フィジカルコーチが試合翌日に控え組に強度の高いメニューを組むなど試行錯誤。指揮官も交代枠5をフル活用することで状態の均等を図った。そのことで途中出場の選手が大きな力となり連勝にもつながった。
「ようやく(新記録挑戦への)スタートラインに立った。次が大事」と指揮官。数々の記録更新が期待される川崎Fが、まずは名古屋撃破で連勝記録を塗り替える。
○…川崎Fが今季2度目の10連勝。単一シーズンの90分間でのJ1連勝記録を2度達成した。過去に延長を含めての10連勝以上は延べ11チームあるが、シーズン2度は史上初。
○…MF三笘が今季10点目。J1新人の2桁得点は5人目。出場19試合での到達は、94年城(市原)の20試合を抜いて最速だ。
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